現代農業に掲載していただきました(4)
2015年12月号の現代農業誌に掲載していただきました。
大雪に負けないハウス農業というコーナーに以前作った融雪装置について書きました。
「連棟ハウス融雪装置づくり」今年度の促成トマトも苗が順次開花したものからハウスに定植していますがこの冬はどんな気象条件になっていくのか分かりませんが良い結果を残せるように管理作業をやっていきたいと思います。
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by imasa27
| 2015-11-03 13:35
| 仕事
スイングチャッキバルブ交換
深井戸に使っているスイングチャッキバルブを交換しました。夏ごろから井戸水を使っていないのに水中ポンプが作動することがありました、もしかしたら埋設管から漏水しているのかな?と思いましたがまずは大元の水中ポンプから点検を始めたらチャッキバルブから圧力水がポンプ側に落水していました。 ゲートバルブとスイングチャッキバルブ。 チャッキバルブはスイング式とリフト式があるみたいです。 チャッキバルブと圧力タンクをつなぐ配管を外します。ユニオン継手で止まっているので配管を切ることなく外すことができます、しかし取り付けて相当年数が経っているので600mmパイプレンチでユニオンを回そうとしても固くて回らないので単管パイプを柄にさして外しました。 配管が外れました。 チャッキバルブも固く締まっていました。 外したチャッキバルブを見てみましたが極端に摩耗した様子は見られなかったです。圧力が常にかかるので微妙な摩耗でも水は漏れてしまうようです。 圧力タンクの配管です、赤さびでコレステロールのようにこびりついています。 新しく部品を取り付けて終了です。所定の圧力をかけて点検しましたがポンプ側に流れ落ちる音が消えているのでチャッキバルブの摩耗による経年劣化だったことに間違いないようです。井戸屋さんに来て修理してもらったらいくらかかるのか知りませんが無事修理終わって良かったです。
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by imasa27
| 2015-11-01 22:19
| 工作・修理
ホースガイドローラー作り
消毒や灌水作業でホースを引っ張りながら各畝ごとに引き回すためにホースガイドローラーを今まで28個ほど作って使っていますが今回新しく9個ほど作りました。 材料は13mm丸棒、32mmパイプ、3.2mm軟鋼板、平ワッシャーです。 初号機のホースガイドローラーから使っている治具です。所定の長さに切断した丸棒をアセチレンで炙って決まった角度に曲げるために作ってあります。 今回は18本ほど曲げます。 回転するローラーを作るためにパイプに平ワッシャーをTIG溶接で溶加棒を使わずに共付けでとめる。半自動で溶接するとビードが盛り上がるのでパイプを直角に組んだ時スムーズに回転しなくなってしまいます。 パイプと平ワッシャーの溶接終わりです。メッキパイプなのでTIGの電極にメッキが飛び散って何回もタングステン電極を研ぎ直したので面倒でした。 曲げた丸棒にパイプを入れ込んで丸棒の末端を90度に曲げます。 曲げ加工がすべて終わったらまたTIG溶接で共付けして組み付けます。 地面に刺す部分の丸棒は末端を鉛筆のように少し削りました、これで土中に刺しやすくなります。 今度はTIG溶接から半自動溶接で組み付けます。 ホースガイドローラーはホースを引っ張るとかなり力がかかり土中に丸棒を刺しただけでは倒れてしまいます。それを防ぐために丸い鉄板で地面を支えるようにしています。 丸板を溶接したら完成です。 市販にも同様の商品はあるのですがプラスティックだったり、土中に刺す部分が短かったり、貧弱な細い鉄棒だったり、満足いく製品がないので頑丈なものが作れて満足です。
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by imasa27
| 2015-10-19 22:23
| 工作・修理
2015農業エキスポ
幕張メッセで開催された2015農業エキスポに行ってきました。 初めて農業エキスポというイベントに行ったわけですが今回は家の光協会の地上と言う農業雑誌に農家代表というかたちで雑誌編集部の方々と一緒に見学してきました。 首から報道の文字入りのプレートをぶら下げて歩くのは恥ずかしいです。沢山の企業ブースを見歩いて質問したりして楽しい時間を過ごせました。
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by imasa27
| 2015-10-16 22:11
| 仕事
接木養生室稼働!
8月に接木養生室を作ってから接木本番をむかえました。毎年9月中旬ごろに接木をやりますが今年は8月下旬から9月上旬にかけて天候が悪く、苗の生育を安定させるのに苦労しました。接木日近くになったら天候が安定して太陽光を十分にあびることができたので一安心しました。私の取り組む接木方法は幼苗チューブ接ぎと言うやり方で穂木と台木を完全に切り離してからお互いつけるやり方なので十分に光を浴びて体力のある苗、がっちりした木にしないと活着率に影響が出てしまいます。 台木のトマト。穂木と台木を間違えてしまうといけないので播種トレイは白色を使っています。 穂木のトマト。こちらは黒色のトレイを使います。 幼苗チューブ接木にかならず必要な「スーパーウィズ」という補助具です。14号17号20号23号の数種類のサイズがあり号数が大きくなるほど太い茎に対応できます。私は17号サイズの小型のものを使います。 チューブ接ぎで大切なのが苗の切角度です。チューブの中で台木と穂木を組み合わせますが、30度の切角度で切断するのが理想です。それを簡単に可能にするのが専用のカッターです、フェザーのカッターを愛用しています。以前スーパーウィズの販売元のナスニックスから販売されていたウィズカッターと言う商品があり買って持っていましたが替え刃のカミソリが販売中止になってしまったので今はフェザーの商品しか使えないです。 台木の子葉から下を切り上げます、棒の状態にしてしまいます。 台木の水の上げ具合を確認するのに切り口の水滴を見ます、水の上げが良い株は切断するとその部分に水滴が盛り上がってきます。 台木をすべて切終えるとスーパーウィズを差し込んでいきます。 穂木のトマトを切る準備をします、穂木は子葉と本葉の間を切ります。 ある程度穂木を切ります。 切った穂木の元株は使いません。 チューブに台木と穂木の向きが合うように差し込んでいきます。 接木の完成です。私は128穴のトレイを使っているのでこのトレイ1枚の接木を終えるのに30分程度かかります。台木を切ってからチューブを差す、穂木を入れ込むまでの一連の作業はノンストップでやらないと切断面が乾いてしまうので時間との勝負です。 自作の接木養生室がフル稼働です、蛍光灯も良い感じで苗を照らしてくれます。午前10時~午後5時までの時間一人で接木作業をして11枚/128穴トレイ(1400本近く)が作業できる量です。 カワバタ産業の霧たまplusが勢い良く霧を噴出してくれます。 湿度100%にちかい環境なので接木したトマトも萎れがまったくでないです。 接木の養生期間はどの程度が良いのかまだわからないのですが4~5日で育苗ハウスに出してみました。ハウスに並べて遮光しながら順化させて次は育苗ポットへの仮植が始まります。 今回の接木の活着率をトレイ別にみると98%~80%程度でした。徒長もないし葉色を見ても養生中の体力消耗もかなり抑えられていると思います。結果的に接木養生室を作って良かったと思います。昨年までは小トンネルに遮光資材を使い、霧吹きで葉水と湿度を確保していたやり方だと養生期間が一週間程度とらないと萎れが激しくて育苗ハウスに移動できなかったです。それだけ初期から高湿度と光を与えるのやり方は活着に良い影響があると思います、来年も養生室を使っていきたいと思います。 接木5日目の活着良好株(左)と不良株(右)
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by imasa27
| 2015-09-26 23:40
| 仕事
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プロフィール
居住地:埼玉
性別 :♂
年齢 :三十代
職業 :専業農家
趣味 :溶接:被覆アーク溶接:半自動溶接:交直流TIG溶接:ガス溶接溶断までやります&手作り農機具&修理&DIY&フリークライミング
*高校山岳部時代にクライミングを体験してはまる。
当時は民間ジムに行くお金がなかったので、千葉県の野田市体育館に併設の壁で登っていました♪
卒業後は8年ほどクライミングから離れ冬眠しバイクに熱中!!
そして最近「ミストラル」があることを知りクライミング復活!!
オーナーさん&常連さんの課題で特訓中♪
2010年秋ごろからクライミング日数が激減。
細々とクライミングやっているようなやめているような感じで続けています。
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